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2011年9月21日水曜日

働きたい職場作り? 石見銀山

新聞から

アジア唯一の産業遺産が日本にある。

島根の石見銀山だ。一度家族でいこうという話もあったけれど頓挫(;´Д⊂)

関ヶ原の戦い以降、家康に幕府直轄地となった石見銀山の運営を任された
大久保長安という人物がいるらしい。

父親が信玄のお抱え猿薬師だったにもかかわらず、信玄の家臣となった。
そして武将として戦うのではなく、鉱山開発を任され、そこで力を発揮する。

信玄没後、銀山運営を任され、銀の採掘量を3倍にしたとのこと。


なぜ、採掘量が伸びたのか。
  • 生産体制の刷新
  • 仕事の効率化
  • 働きたい職場作り 
この三点だったと言われています。
例えば子供のいる家には米を配給する。
今でいう子ども手当を出した。

また労災保険のようなものも作った。

5時間交代制にして、勤務時間にも配慮した。

その結果、20万人もの人がここに住んでいたこともあったそう。

当時の大阪の人口が28万人くらい。

それでも30歳までしか生きられない職場だったようだ。

ここで働けば所帯が持てる、ここなら夢と希望のある暮らしができる

そんなことを思って働いていたのかもしれません。

今は廃坑になっていますが、地形もそのまま、ハゲ山にもなっておらず
エコな鉱山として世界遺産として登録された。

島根に寄った際にはぜひ行ってみてください。

いつか行きたい場所 石見銀山!

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