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2011年9月28日水曜日

むかしのおりもの 赤耳 セルビッチ

こんにちは。

みなさん"赤耳"って知ってますか?

ちょっとした生地通の方ならご存知かもしれませんね。

現在ある織機の多くはエアー織機やレピア織機といって高速で織るものがほとんどです。

赤耳は昔ながらの織機で時間と手間をかけてゆっくりと織っています。

それゆえに、生地がほわっと柔らかく仕上がります。

なぜ赤耳というのか?

それは両端に、耳があってそこに赤のストライプが走っているからです。

このモコモコが切った跡です。あえてここを前立てに使っても面白いかもしれませんね。

高速織機は両端をハサミで切りながら織っていくので(両端に糸くずみたいなのがついているのが切った跡です。)耳ができません。上の写真がそうです。


耳付き<2000>
耳付き<938>


うちの品番<2000><938>も耳付きですが、赤のストライプにはなっていません。

なぜか?

赤耳というのは一種のブランドで、力織機で織ったからと言ってこちらが指定しなければ
普通の耳付き織物です。

赤耳にすることによってカフスやポケットにディティールを加えることができます。

こんなシャツも素敵ですね。

要望があればまた仕入れてみようと思います。

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