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2011年9月29日木曜日

スタッフ-家電のように解り合えない


東京で観劇してきました。

劇団チェルフィッチュ主催の岡田利規×コンテンポラリーダンサー森山開次のワークショップから生まれた作品なんですが、本当に素晴らしかったです!

タイトルはなんだそれ?て感じですが、あつかってるテーマはすごく身近で、わかりあうってなに?ということです。

私はチェルフィッチュの演劇が本当に好きで、それはいつもテーマが身近、私たちの問題だからです。問題提起をしてくれて、考える場所を与えてくれる。チェルフィッチュの演劇を見てるんだけど、頭の中はぐるぐる、その主題を自分なりに考える、というなんとも不思議な時間。

普段の生活なら一人で無意識によくやっていることだと思うんですが、その思考をもっと掘り下げてできる感じです。

劇中、わからない、という言葉が多く出てきます。私はそれを見て、普段私たちは、わからない、という言葉にいかに甘えているのか、ということを考えました。

わからない、と言ってしまえばそこで終わりですよね…結果わからなくても、わかろうとしたかどうか、というのはとても大切だと思います。わかろうと努力することは大変です。でも、その努力は素晴らしくって、かけがえがないものだと思います!わたしはそう思う。

わたしはできるだけ、いろんなことをわかりたいし、わかりあいたいので、努力はしていくつもりです!

演劇自体はとてもユニークで多くの場面で爆笑、そして緊迫、また爆笑、というメリハリのある本当に素晴らしいものでした。

演劇わからないからなあ、と言ってる人にこそ見てほしいですね。

私もチェルフィッチュ以外は全く見ないので、演劇に詳しいわけではありませんので!


102日までなので、興味のある方はぜひ!私ももう一回みたい!

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