今日の今日まで藍染=インディゴだと思っていましたがどうやら違うよう。
すくも”という天然材料を発酵させた液体を使用して染めるのが「本藍」
化学染料を用いて染色するのが「インディゴ」 だったのです
ここから染色のハナシ
以前はチーズ染色機によるインディゴ染めやチーズサイザーによる一本染色が主流であったが
堅牢度や芯白性など多くの問題を抱えていました。
そこで 広島県福山市にあるカイハラ株式会社がアメリカデニムを研究し、ロープ染色機を作ったのです。(かなり端折りました)
詳しくはカイハラさんのHPをご覧ください。
ロープ染色機の図
ロープ染色
ロープ染色(ろーぷせんしょく=rope
dyeing)は、ロープ染色機(rope dyeing machine)による染色のことを指して言いますが、デニムの経糸の染色の多くは、この「ロープ染色」によるものです。
このロープ染色の特徴としては、「濃色が可能、品質が安定、大量生産が可能」などが挙げられますが、最大の特徴としては、他の染色では出せない「色の立体感」が出せることにあります。 これは、マングルで絞られるとき、ロープ状という肉厚の形状が効果的に作用しているものと考えられます。 なお、このロープ染色で使われる染料には、主にインジゴ染料が使われますが、ほかに、スレン染料(インダンスレン染料)などの建て染め染料、また硫化染料、ナフトール染料なども使われます。 ところで、ロープ染色されたものの多くは、デニムの生地(主に経糸)として利用されますが、ほかに、織物の緯糸、あるいはインジゴニットなどにも利用されます。
ジーンズ色いろさんより
こういうのをマングルというそうです。
スレン染料などを使った時とインディゴ染料を使った時 本藍
一度並べて違いを見てみたいですね。 岡山にいく機会があればぜひジーンズバスにのってみたいです。 ちなみにスレン染料とはすごーく堅牢度の高い染料です。 主に業務用の繰り返して使うようなものを染める時に使ったり。 硫化染料は強いのは強いのですが塩素に弱い為何度も洗うとやはり色落ちしてきます。 ちなみに昔の自衛隊の衣類は硫化で染められていたよう。今はスレンなのかな。 詳しくは分かりませんのでもしわかる方がいらっしゃいましたらmaruishi2@apost.plala.or.jpまで ぜひご一報を。 ナフトール染料 は初めて聞きました。 コチラ に説明があります。 繊維は奥が深いですねえ。 |
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