今日は、岩手県 平泉町にある毛越寺で、陸前高田市 下矢作保育園(しもやはぎ)の遠足におじゃましてきました。今回の遠足は親子遠足でした。お母さんといっしょの子、お父さんといっしょの子、おじいちゃんといっしょの子。園児さん一人に、大人ひとり付き添いという感じでした。お父さんと歩いていて、普通の道なんだけれど、「大きな木だね〜立派な家が建ってるね、花もきれいだね〜」とおっしゃっていて私たちには何気ない風景だけど、家があることや建物があることが普通ではない陸前高田市では、こういう風景が違って見えるんだなと改めて思いました。毛越寺でも、たくさんの松の木があります。園長先生が歩きながら、「ついつい松の木を見てしまう」とおっしゃっていました。陸前高田市には7万本の松林がありましたが1本残して、全部津波で流されてしまいました。ごく普通の景色も、人それぞれの思いがあるんだなと思いました。
お昼ご飯は、お母さん方といっしょに食べました。あまりこちらからお話は伺わず、お母さん方のお話聞いてました。2人の仲のいいお母さん方が、教えてくれました。"仮設に一緒に入れたんです。他の地区の人はみんなバラバラになって仮設に入ったけど私たちは後の方だったから、ご近所さんと一緒に仮設に入れた。それは本当にうれしかった"
楽しい遠足なってよかったですね。そうおっしゃっていました。最近、お鍋も手に入ったんだけれど、でも仮設は狭いでしょ、お鍋大きいから収納なくて。困ってるの。って笑っていました。
企画は今回も
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